SIMPLE SURVEY
簡易測量(仮測量)
境界標の有無、越境物、登記面積と実測面積の相違 ─ 本格的な手続きの前に、土地の現況を把握する調査測量。
簡易測量(仮測量)とは
簡易測量(仮測量)は、隣地所有者の立会いを伴う「確定測量」の前段として、対象地の現況を把握するために行う調査測量です。
登記簿・公図・地積測量図などの法務局資料と、現地の境界標・占有状況を照合し、土地の形状・面積・境界の状況を確認します。
売買・相続・分筆・建築・売却検討の初期段階で、土地のリスクを早めに把握しておくために実施されることが多い業務です。
・売却・相続・分筆の前に、土地の現況を一度確認しておきたい
・登記面積と実測面積に差がありそうで気になる
・お隣との境界に、ブロック塀・植栽・物置などの越境物があるか確認したい
・境界標(杭・プレート)が見当たらない/傾いている/抜けているように見える
・本格的な確定測量に進む前に、おおよその面積感を知りたい
簡易測量で確認できること
01
境界標の有無・状態
土地の角に設置されているはずの境界標(コンクリート杭・金属プレート・鋲)が、現地に残っているか、傾き・破損・滅失がないかを確認します。
02
越境物の有無
隣地のブロック塀、屋根、樋、植栽の枝、配管などが、自分の土地に越境していないか/反対に自分の構造物が隣地に越境していないかを確認します。
03
登記面積と実測面積の相違
登記簿上の地積と、現地の境界標・占有状況から算定した実測面積に、どの程度の差があるかを確認します。差がある場合は地積更正登記の検討材料となります。
04
道路・隣地との位置関係
道路境界、隣地境界の位置関係を確認し、建築・建替えの際に必要となる接道状況、セットバックの要否などを把握します。
05
地形・高低差
傾斜地・がけ地など、土地の高低差を簡易的に把握します。擁壁の状況などとあわせて、トラブル予防の観点から確認します。
06
公図と現況のズレ
法務局に備え付けられている公図と現地の形状・並びにズレがないかを照合します。古い公図ほど現況とのズレが大きいことがあります。
トラブル予防のための「最初の一歩」
不動産にまつわるトラブルの多くは、「自分の土地の境界・面積を、関係者全員が正しく把握していなかった」ことから始まります。
売買・相続・建築・分筆など、何かを始める前に、まずは現況を一度把握しておく。簡易測量は、その「最初の一歩」となる業務です。
- 売買・贈与の交渉前に、面積・境界の問題を早めに把握できる
- 相続発生時に、相続人間で揉める要因(境界・面積)を整理しておける
- 建築・建替えの前に、敷地条件のリスクを把握できる
- 確定測量・分筆登記など、次の手続きの段取りが組みやすくなる
- 隣地との関係を、専門家を介して整理するきっかけになる
簡易測量の流れ
- STEP 01お問い合わせ・ヒアリング。土地の所在、目的(売却・相続・建築 ほか)、お困りの内容を伺います。
- STEP 02事前調査。法務局で登記簿・公図・地積測量図・建物図面などを取得し、対象地の権利関係・面積・形状を確認します。
- STEP 03現地調査・測量。境界標の有無、越境物、現況の形状を測量機器で確認・記録します。
- STEP 04調査結果のご報告。図面・写真を用いてご説明します。地積更正・分筆・確定測量など、次に必要な手続きの選択肢もご案内します。
- STEP 05必要に応じて、確定測量・登記申請等の本格手続きへ進行(別途お見積り)。
現況を「見える化」しておくことが、安心の土台です。
「ちょっと気になる」段階でも、お気軽に。
「自分の土地の状況が分からない」「お隣との関係を整理したい」「相続の前に確認しておきたい」── どのような段階のご相談でも構いません。
お電話・メール相談および概算お見積りは無料で承ります。
※簡易測量は、隣地所有者の立会いを伴う「確定測量」とは異なり、境界を法的に確定するものではありません。
※調査結果は案件ごとの現況により異なります。当事務所は土地家屋調査士法および倫理綱領に基づき守秘義務を厳守しております。